初めて罹患したガンの治療をどのような方法で受けましたかという質問では、
1位「入院と通院(48.5%)」
2位「入院でのガン治療のみ(治療が終わった後の経過観察は除く)(37.8%)」
3位「通院でのガン治療のみ(11.8%)」
という結果に。
通院での治療が増えている一方で、入院についても備えておくことが重要です。
初めてガンに罹患されたときの医療費は平均46万円、医療費以外にも平均22万円の出費があり、
合計で69万円の費用に。
また、病期(ステージ)が進行している層ほど治療に要した年間費用は多くなり、ステージ0(平均41万円)とステージⅣ(平均106万円)では2.5倍の差が生じます。
*自己負担額が一定額を超えた場合は、高額療養費制度により還付されます。
高額療養費制度とは、公的医療保険における制度の一つで、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、暦月(月の初めから終わりまで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
1ヵ月の医療費の自己負担限度額(70歳未満)(2015年1月診療分から)
区分 | 自己負担限度額 | 多数回該当 |
---|---|---|
市町村民税 非課税者など |
35,400円 | 24,600円 |
標準報酬月額 26万円以下 |
57,600円 | 44,400円 |
標準報酬月額 28万円〜50万円 |
80,100円+(総医療費−267,000円)×1% | 44,400円 |
標準報酬月額 53万円〜79万円 |
167,400円+(総医療費−558,000円)×1% | 93,000円 |
標準報酬月額 83万円以上 |
252,600円+(総医療費−842,000円)×1% | 140,100円 |
H1703-0022(1704-)