ガン経験者に聴いた"ガン治療"について

ガン治療の実態1 ガンの治療は、手術だけではありません。

ガン治療の実態2 ガンの治療期間は、人によってさまざまです。

ガン治療の実態3 通院での治療が増えています。

ガン経験者の声 さらに聴き続けています! その1 初めて罹患したガンでの入院・通院状況は、「入院と通院」の組み合わせが全体の約49%!

初めて罹患したガンの治療をどのような方法で受けましたかという質問では、
1位「入院と通院(48.5%)」
2位「入院でのガン治療のみ(治療が終わった後の経過観察は除く)(37.8%)」
3位「通院でのガン治療のみ(11.8%)」

という結果に。

通院での治療が増えている一方で、入院についても備えておくことが重要です。

  • ●2014年11月 メットライフ生命調べ(がん罹患者またはがん罹患経験者のアンケート結果、n=6,202)

ガン経験者の声 さらに聴き続けています! その2 ガン治療に要した年間費用(医療費*/その他)の平均は、初発時 約69万円、またステージⅣの場合は約106万円

初めてガンに罹患されたときの医療費は平均46万円、医療費以外にも平均22万円の出費があり、
合計で69万円の費用に。
また、病期(ステージ)が進行している層ほど治療に要した年間費用は多くなり、ステージ0(平均41万円)とステージⅣ(平均106万円)では2.5倍の差が生じます。

  • ●2014年11月 メットライフ生命調べ(がん罹患者またはがん罹患経験者のアンケート結果、n=6,202)

*自己負担額が一定額を超えた場合は、高額療養費制度により還付されます。

高額療養費制度とは、公的医療保険における制度の一つで、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、暦月(月の初めから終わりまで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。

1ヵ月の医療費の自己負担限度額(70歳未満)(2015年1月診療分から)

区分 自己負担限度額 多数回該当
市町村民税
非課税者など
35,400円 24,600円
標準報酬月額
26万円以下
57,600円 44,400円
標準報酬月額
28万円〜50万円
80,100円+(総医療費−267,000円)×1% 44,400円
標準報酬月額
53万円〜79万円
167,400円+(総医療費−558,000円)×1% 93,000円
標準報酬月額
83万円以上
252,600円+(総医療費−842,000円)×1% 140,100円
  • ●標準報酬月額とは、被保険者が事業主から受け取る毎月の給料などの報酬の月額を、区切りのよい幅で区分けしたもので、健康保険の保険料の額や保険給付の額の計算に使われます。
  • ●その他、世帯合算や限度額適用認定証の交付など、最新の情報や詳細については厚生労働省のホームページをご確認ください。

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